Search
Calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< April 2019 >>
New Entries
Recent Comment
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
内田樹『日本辺境論』
0
    JUGEMテーマ:読書
     ものすごいペースで執筆を続ける著者の本を初めて読んだ。著者の発想はとてもユニークで面白く、思考も論理的で鋭いものがある。高校生の時に感動してはまった岸田秀の趣がある。
     この『日本辺境論』という題目が、持論の「環都論」を想起させ、思わず手にとったのが読み始めたきっかけだ。この本の主題を一言で言えば、日本人は辺境人であり、世界標準の制定力はなく、外部に世界標準を求めて常にきょろきょろしている」ということである。一見、情けない話に聞こえるが、この民族性こそが日本人の特長であり、日本の発展の礎なのだと納得する。日本人のこの思考パタンの根っこを規定している日本語のもつ特異性(表意文字と表音文字の併用)についての考察も面白かった。日本語は脳の2か所の部位を使うユニークな言語であることが実証されているというのは興味深い。辺境人の学びについての武士道や張良の逸話も納得がいく。
     読みながら、TPP問題を考える上でのヒントになると思いつつ、娘の大学入試の現代文の問題に取り上げられそうだなあと思ってしまうのは親バカか。
    posted by: kuro | Tの書斎 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    この記事のトラックバックURL
    http://blog.kuro.org/trackback/1155135
    トラックバック